居場所があるということ

八日市に冒険遊び場を作る会

2017年07月18日 17:45

ドーモーー!!

なんと去年の10月から9ヶ月ぶりの更新です。
ブログ、かなりサボっておりました、、、




前回のプレパでは、ピカソスイッチの中祖さんが持って来てくれた色とりどりのスライムを混ぜてレインボースライムにしたり、、、




水をかけながら木の実やセミの抜け殻を焼くという妙技を生み出した炭職人が誕生したり、、、


定番の水遊びに興じたり、、、



と、おもろい遊びもいっぱいだったんですが、今回は何を書きたいかというと、、、




とっても嬉しいことがありました。


これは書かないと!!ということで、久しぶりの更新です



何が嬉しかったかというと、久しぶりに顔を出してくれた子が2人もいたということ。

一人は2年ぶりに来てくれた小6男子。

「誰かいるかなぁと思って通りかかったら、ショーユーいたから、来た。来てよかったー。」

と、喜んでくれましたが、僕もとっても嬉しかった!!


彼とは夏場、いや、肌寒くなってからもひたすら川遊びをしてました。
いつでもいつでも水遊び。ある日、常連さんのあるお母さんが、

「○○くんのあんなに楽しそうな笑顔、見たことない。ショーユーくんすごいなぁ。」

と、褒めてくれたことがあったんですが、僕はそれがとってもとっても意外でした。
やんちゃで、エネルギー溢れるその子はいつでも笑顔で力一杯遊んでました。笑顔じゃないときがある方が、僕にとっては不自然だったから、そんな一言に驚きました。

学校では、しんどい思いをしてたのかもしれないなぁ。と、その時初めて思いました。



もう一人は、なんと6年ぶりに顔を出してくれた高3の女の子。

「懐かしくなって、来た。」

と、ぶっきらぼうに言いながら顔を出してくれた彼女。


火を囲みながら、学校でしんどい思いをしてきたけれど、来年から福祉の仕事に就くために進学するんだと語ってくれました。


しんどい思いを、ずっとずっとしてきたんだなぁということは、その子の様子からも十分うかがい知れました。
そんな中で、人のお世話をする仕事を選択した彼女に、本当に頭が下がります。



八日市冒険遊び場の活動は10年を超えました。
世話人のブライアンとゴンゾーが立ち上げたこの居場所が、こうしてずっとずっと在り続けることで、2年ぶり、6年ぶりにでも、ふらっと立ち寄ってくれた子との再会を果たすことができました。


あそこに行けば、誰かがいる。

あそこに行けば、居場所がある。


そう感じてくれていたからこそ、彼らは来てくれました。6年経っても、彼女の中にプレパは居場所として存在してくれていたはず。
忘れていても、ふと思い出した時、「行ってみよう!」と思ってもらえる場所として、八日市冒険遊び場は在り続けられていたんだなって思い、それがすごく嬉しかったです。少なくとも、彼女たちの中では、そうだったはず。

本当は、しんどい最中に来てもらえていれば、しんどい時にこそ、居場所として力になれていたら、、、
そこまでの居場所には、なれていなかったのだなぁとも思います。



たとえ、顔を出してくれていなくても、そこに「在り続ける」ということ、すごいことだなって感じました。
そうして彼女たちがふらっと顔を出してくれたこと、活動冥利に尽きます。



いつ来てもいいし、いつ帰ってもいい。
誰が来てもいいし、来なくてもいい。
けれど、来たら、そこには居場所があるよ。


冒険遊び場、なんてステキなんでしょう。
受け入れてくれる場所があり、人がいる。


居場所があるということの大切さをひしひしと感じた1日でした。
そんな居場所で、プレーワーカーとして居るということ。自分の在り方を、見つめ直す機会にもなりました。




さぁ、これから夏本番!!
地獄の水遊びシーズンです(笑)

次はどんなプレパになるのかな〜♪




ショーユーでした!


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