2011年10月26日 すごく嬉しいことがありました。
今日は寒いですねっ(>_<)いよいよ冬に向かっていく感じがします。
前回の遊び場で、僕にとってとても嬉しいことがありました。それはケイドロ(警察チームと泥棒チームの鬼ごっこみたいな遊び)をしていたときのことです。
その日は5才〜小5まで幅広く、10人以上でケイドロをしてました。大きい子でも、小さい子相手に手を抜くことはありません!!全力で走ってすぐさまタッチです。そんな子に限って、僕が警察(追いかける側)のとき、「手加減なしかよ!!」とか言います(笑)
八日市のプレパは毎回メンバーが違います。常連の子もいるけれど、日や時間帯によって来る人数やこどもは変わります。だから、ケイドロのルールに全員共通のお決まりがありません。
みんなから「それナシやぞ!!」と言われて、すねてしまった子がいました。警察をしていた子です。
「アリやし!!」と、反抗していたけれど、人数による威圧に負けてしまったんだなぁと思います。僕から見ても、警察のその子はちょっとズルしてるなぁって思うことだったんですが、側に行って、
「むっちゃ怒ってるやん。お前抜けたら警察が減るから警察の子ら大変やけど、投げ出すの?」
って聞くと、うなずきながら、
「あいつらナシやって言いよるねん!」と、涙をためながらすごく悔しそうです。
「今どんな気持ちよ?むかつく気持ち?」
「むかつく。」
「じゃあその気持ち言わへんか?だれに言いたいよ?」
「あいつとあいつ!」
そこから、4人で話をしました。警察の子のむかつく気持ち、その子がしたことがケイドロのルールでアリかナシか。そんな話をしているうちに、ルールをみんなで決めようかってことになりました。
僕たちが話しているあいだ、ケイドロをしていた子たちみんなも全員呼んで、ケイドロのルールや、もめた内容について話し合います。僕に「なぁ、どうすんの?」と聞く子に、僕は「どうするよ?」としか言いません。なかなか話がまとまらないなかで、「なぁ、めんどくさいなぁ。」と、僕にひそひそ言ってくる子がいました。「めんどいよなぁ。」と言いながら、みんなが納得いくように遊ぶには、『めんどくさい時間』をかけないといけないこと、それを感じてくれたことが嬉しかったです。
みんな話し合いに飽きて、ケイドロ辞める!って雰囲気になるかもなぁって、内心心配でしたが、意見が方々から出てくるのを小5の女の子がまとめてくれました。
「よし、じゃあうちの学校の話し合いのときのルールやっていい?」とみんなに確認を取ると、「意見があるときは手を挙げること」と、場を仕切っていってくれます。そして、ルールが決まるごとに、「はい、こんで2つ決まったで。よし、じゃあ次、なんかある人!」その子は一方的に決めるのではなく、みんなの意見を聞いて(自分は意見をほとんど言っていませんでした。すごい!!って、思います。)、でもそれじゃあもめるから、ある程度聞いたら多数決。というふうに、テンポよく場を仕切っていきます。多数決の少数派の子も、表情を見ている限りでは納得しているようでした。きっとその子がちゃんと意見をすくってくれているからだって思います。
ルールが4つ決まり、ケイドロを再開することになりました。話し合いの間、僕は何もしゃべっていません。輪の中に入って、みんなの様子を見ていただけでした。正真正銘、こどもたちだけで、話し合いを進行させて、ルールを決めて、よしやろう!ってなったんです。
もう、めちゃくちゃ嬉しかったです!!
こどもたちにまかせて、なんかめんどくさいし、もういいや。…って雰囲気は今までにもあったけど、僕が意見を言うことなく、話がまとまって、『よし、じゃあこれでやってみよう!!』みたいな雰囲気、初めてでした。その証拠に、その後もケイドロは盛り上がりました。小2の子2人と小3か小4の子の計3人が警察で、なかなか捕まえられなかったけど、それでもみんな諦めることなく、飽きることもなく、文句を言うこともなく、ひたすら走り回っていたことも印象的でした。
僕は本気で走ります。3人に挟まれようが捕まりません。これじゃきっと終わらんやろうなぁって思いながら、どっかのタイミングで「警察増やすか?」って、言う準備はしていたんですが、いらぬ心配でした。暗くなって、帰る子が増えて、ケイドロする人数が激減するまで、ケイドロを遊びきりました。
もし話し合いで僕が仕切ったり、意見を言っていたら、あの日のあの子たちのあの姿は、きっと見れなかったと思います。口や手を出すんじゃなく、でもなにもしないんじゃなく、『見守る』ということ。なにかを『教える』んじゃなく、『こども自身が学ぶ』ということ。僕がプレーワーカーとして目指している理想が、ちょっとだけ叶ったような、そんな出来事でした。
とってもめんどくさくて、退屈で、大人が口を出せば解決できそうで、でも、そんなときに口を出すと、こどもの『解決する力』、『考える力』を育てる機会を奪うことになるって思います。「今の子は我慢ができん!」とかって言う人がいるけれど、大人が我慢できずに手や口を出すことが多いからじゃないかなぁ。。。
今の子たちは、受け身になることが多くなっているように思います。こどもたちには、能動的でいてほしいです。少なくてもプレパにいるときは。。。
さぁ、来月はお昼ご飯なににしようかなぁ〜☆今度こそ早めにメニューをブログにアップします(^_^;)
ショーユー
前回の遊び場で、僕にとってとても嬉しいことがありました。それはケイドロ(警察チームと泥棒チームの鬼ごっこみたいな遊び)をしていたときのことです。
その日は5才〜小5まで幅広く、10人以上でケイドロをしてました。大きい子でも、小さい子相手に手を抜くことはありません!!全力で走ってすぐさまタッチです。そんな子に限って、僕が警察(追いかける側)のとき、「手加減なしかよ!!」とか言います(笑)
八日市のプレパは毎回メンバーが違います。常連の子もいるけれど、日や時間帯によって来る人数やこどもは変わります。だから、ケイドロのルールに全員共通のお決まりがありません。
みんなから「それナシやぞ!!」と言われて、すねてしまった子がいました。警察をしていた子です。
「アリやし!!」と、反抗していたけれど、人数による威圧に負けてしまったんだなぁと思います。僕から見ても、警察のその子はちょっとズルしてるなぁって思うことだったんですが、側に行って、
「むっちゃ怒ってるやん。お前抜けたら警察が減るから警察の子ら大変やけど、投げ出すの?」
って聞くと、うなずきながら、
「あいつらナシやって言いよるねん!」と、涙をためながらすごく悔しそうです。
「今どんな気持ちよ?むかつく気持ち?」
「むかつく。」
「じゃあその気持ち言わへんか?だれに言いたいよ?」
「あいつとあいつ!」
そこから、4人で話をしました。警察の子のむかつく気持ち、その子がしたことがケイドロのルールでアリかナシか。そんな話をしているうちに、ルールをみんなで決めようかってことになりました。
僕たちが話しているあいだ、ケイドロをしていた子たちみんなも全員呼んで、ケイドロのルールや、もめた内容について話し合います。僕に「なぁ、どうすんの?」と聞く子に、僕は「どうするよ?」としか言いません。なかなか話がまとまらないなかで、「なぁ、めんどくさいなぁ。」と、僕にひそひそ言ってくる子がいました。「めんどいよなぁ。」と言いながら、みんなが納得いくように遊ぶには、『めんどくさい時間』をかけないといけないこと、それを感じてくれたことが嬉しかったです。
みんな話し合いに飽きて、ケイドロ辞める!って雰囲気になるかもなぁって、内心心配でしたが、意見が方々から出てくるのを小5の女の子がまとめてくれました。
「よし、じゃあうちの学校の話し合いのときのルールやっていい?」とみんなに確認を取ると、「意見があるときは手を挙げること」と、場を仕切っていってくれます。そして、ルールが決まるごとに、「はい、こんで2つ決まったで。よし、じゃあ次、なんかある人!」その子は一方的に決めるのではなく、みんなの意見を聞いて(自分は意見をほとんど言っていませんでした。すごい!!って、思います。)、でもそれじゃあもめるから、ある程度聞いたら多数決。というふうに、テンポよく場を仕切っていきます。多数決の少数派の子も、表情を見ている限りでは納得しているようでした。きっとその子がちゃんと意見をすくってくれているからだって思います。
ルールが4つ決まり、ケイドロを再開することになりました。話し合いの間、僕は何もしゃべっていません。輪の中に入って、みんなの様子を見ていただけでした。正真正銘、こどもたちだけで、話し合いを進行させて、ルールを決めて、よしやろう!ってなったんです。
もう、めちゃくちゃ嬉しかったです!!
こどもたちにまかせて、なんかめんどくさいし、もういいや。…って雰囲気は今までにもあったけど、僕が意見を言うことなく、話がまとまって、『よし、じゃあこれでやってみよう!!』みたいな雰囲気、初めてでした。その証拠に、その後もケイドロは盛り上がりました。小2の子2人と小3か小4の子の計3人が警察で、なかなか捕まえられなかったけど、それでもみんな諦めることなく、飽きることもなく、文句を言うこともなく、ひたすら走り回っていたことも印象的でした。
僕は本気で走ります。3人に挟まれようが捕まりません。これじゃきっと終わらんやろうなぁって思いながら、どっかのタイミングで「警察増やすか?」って、言う準備はしていたんですが、いらぬ心配でした。暗くなって、帰る子が増えて、ケイドロする人数が激減するまで、ケイドロを遊びきりました。
もし話し合いで僕が仕切ったり、意見を言っていたら、あの日のあの子たちのあの姿は、きっと見れなかったと思います。口や手を出すんじゃなく、でもなにもしないんじゃなく、『見守る』ということ。なにかを『教える』んじゃなく、『こども自身が学ぶ』ということ。僕がプレーワーカーとして目指している理想が、ちょっとだけ叶ったような、そんな出来事でした。
とってもめんどくさくて、退屈で、大人が口を出せば解決できそうで、でも、そんなときに口を出すと、こどもの『解決する力』、『考える力』を育てる機会を奪うことになるって思います。「今の子は我慢ができん!」とかって言う人がいるけれど、大人が我慢できずに手や口を出すことが多いからじゃないかなぁ。。。
今の子たちは、受け身になることが多くなっているように思います。こどもたちには、能動的でいてほしいです。少なくてもプレパにいるときは。。。
さぁ、来月はお昼ご飯なににしようかなぁ〜☆今度こそ早めにメニューをブログにアップします(^_^;)
ショーユー
Posted by
八日市に冒険遊び場を作る会
at
16:49
│Comments(
4
) │
ショーユーのshow遊
この記事へのコメント
「大人が我慢できずに手や口を出すことが多いからじゃないかなぁ」
同感です。
遊びには、ケンカもケガもつきものだと思うのです。
ケンカしないように、ケガしないように、先回りする大人の多いこと多いこと。
いじわるも、したりされたりしながら、そうやってこなれていくと思うんですよね、人間関係って。
ちょっと大げさかな。
見守る大人は、そこのところうまい手助けしたいものです。
大人も日々成長ですよね。
余談ですが、
子どもさんと話してると、横から口出すママが多いのも少し閉口です。
「どこ行ってきたの?」「運動会どうだった?」「あら新しいおもちゃ?どうしたの?」など、
こちらは、子どもさんが一生懸命考えておはなししてくれるのを期待しているのに、
ママがすぐ答えてくれちゃいます。
子どもが答えるのに時間がかかるのが、私に対して悪いと思うのでしょうか。
大きなお世話です。
子どもを信じようよ。
同感です。
遊びには、ケンカもケガもつきものだと思うのです。
ケンカしないように、ケガしないように、先回りする大人の多いこと多いこと。
いじわるも、したりされたりしながら、そうやってこなれていくと思うんですよね、人間関係って。
ちょっと大げさかな。
見守る大人は、そこのところうまい手助けしたいものです。
大人も日々成長ですよね。
余談ですが、
子どもさんと話してると、横から口出すママが多いのも少し閉口です。
「どこ行ってきたの?」「運動会どうだった?」「あら新しいおもちゃ?どうしたの?」など、
こちらは、子どもさんが一生懸命考えておはなししてくれるのを期待しているのに、
ママがすぐ答えてくれちゃいます。
子どもが答えるのに時間がかかるのが、私に対して悪いと思うのでしょうか。
大きなお世話です。
子どもを信じようよ。
Posted by まこさん at 2011年11月02日 21:17
mixiからとんできました。
私もこのブログを読んで嬉しい気持ちになりました。
子どもの成長する瞬間や新たな一面が見られた時は、感動しますね。
子どもに携わる仕事をしているので、待つ姿勢…大事にしたいと思います。
八日市冒険遊び場を応援してます☆
私もこのブログを読んで嬉しい気持ちになりました。
子どもの成長する瞬間や新たな一面が見られた時は、感動しますね。
子どもに携わる仕事をしているので、待つ姿勢…大事にしたいと思います。
八日市冒険遊び場を応援してます☆
Posted by まっつん at 2011年11月15日 01:58
お返事が遅くなりました。いつもコメントありがとうございます(^O^)
我慢するのって、見守るのって、すごくすごく疲れると思うんです。目に見える成果が得られることってそんなに多くないし。。。だから、大人の方が満足のいく成果がほしくて、先に口や手を出しちゃうんでしょうね。
僕自身、口や手を出しちゃったり、出しそうになる自分にヤキモキしたりしています。何かを信じるって、すごく難しいことかもしれないけれど、まこさんの言うように、こどもを信じたいなって思います。
我慢するのって、見守るのって、すごくすごく疲れると思うんです。目に見える成果が得られることってそんなに多くないし。。。だから、大人の方が満足のいく成果がほしくて、先に口や手を出しちゃうんでしょうね。
僕自身、口や手を出しちゃったり、出しそうになる自分にヤキモキしたりしています。何かを信じるって、すごく難しいことかもしれないけれど、まこさんの言うように、こどもを信じたいなって思います。
Posted by ショーユー at 2011年11月28日 09:19
まっつんさん、コメントありがとうございます!
こうやって応援してくれる人がいるってことが、僕自身も見守られているということが、すごく力になります。
『それは違うんじゃない?』ってときは、ビシッと言って下さいm(_ _)m
空回りしたり、暴走しても、止めてくれる人がいるっていう安心感があるからこそ、言いたいこと言って、やりたいことができています♪
こうやって応援してくれる人がいるってことが、僕自身も見守られているということが、すごく力になります。
『それは違うんじゃない?』ってときは、ビシッと言って下さいm(_ _)m
空回りしたり、暴走しても、止めてくれる人がいるっていう安心感があるからこそ、言いたいこと言って、やりたいことができています♪
Posted by ショーユー at 2011年11月28日 09:25