原風景
子どものころの遊びを思い返してみると、
自分たちが遊んでいた風景も思い出されて、懐かしい気分になる。
それは、心の中にあって忘れることのできない、
我々がふと立ち返ることのできる風景。
映像的に心に焼きついて記憶されている、幼い日を過ごした場所・環境。
つまり「ふるさと」。
そういうものを「原風景」と呼ぶのだろう。
誰もが思い当たる原風景というものがあるだろう。
幼いころ、駆けずり回って遊んだ野原や神社、
友だちと遊んだ校庭、
釣りをした溜池、
夢中になった昆虫採集─
「原体験」という言葉がある。
その人の人格を形成するのに影響した、通常、幼い日の体験をそう言うが、
原風景とともに思い起こされる遊びは、
まさに原体験と呼べるのではないか。
心と体の奥深くに記憶された幼いときの豊かな原風景・原体験は,
創造性,人間性豊かに育つための基盤となるだろう。
また、ふるさとに愛着を持っている人は、豊かな原風景を持っている。
そんな原風景・原体験を
子どもたちに大切に心に刻んでいってほしい。